基幹システムの開発には大まかに2つの方法があります。
- スクラッチ開発
- パッケージ導入
スクラッチ開発
オリジナルのシステムを作りこんでいく手法です。現状の業務フローをシステムでなぞることが多いです。業務フローの改善まで行うことは、最終的に何を実現したいかという、強烈な目的意識を経営層が持ち、それを周知徹底させることがスタートになります。業務フローの改善には時間と労力と費用が掛かることが予想されますが、最終目的が見えている場合は、部分的な導入も可能です。
具体的には、まずシステムを構築する目的、ゴールを設定します。それに向けどのような仕組みが必要かを検討していきます。さらにコア業務、ノンコア業務に棚卸を行い、ノンコア業務へはパッケージ導入も一考の価値はあります。
オンプレミス?クラウド?
スクラッチ開発やパッケージ導入のどちらにするか決まったけど、オンプレミス?クラウド?どっちがいいのというようになります。これは一番良い方法(なぜかシステム界隈の人はよくベストプラクティスとかいう)はありません。これも、外でスマートフォンを使ってシステムを参照したいというようなことがあると、その部分はクラウドで構築をお勧めしますし、外でもノートPCしか使用しない場合などは、VPNサービスにより社内へ接続するほうが良い場合もあります。
迷っていたり、システム業者の人が横文字多くて、頭に入ってこないという場合は、弊社にお気軽にご連絡をください。あの手この手でわかるようご説明いたします。
ちなみに、オンプレミスとは
オンプレミスとは、システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態です。
https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-a/on-premises.html
大雑把にかみ砕くと自社のLAN内にサーバがあって、その中のデータやプログラムを使っているということになります。
クラウドとは
クラウドコンピューティング、または単にクラウドとは、インターネットなどのネットワーク上でサービスとして提供されている、ハードウェアやソフトウェアを用いたコンピューターの利用形態を指します。
https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-k/cloud.html
こちらも大雑把に言うと、コンピュータを使うのではなく、機能単位で使うということです。機能とは、データベースの機能、アプリケーションを動かす機能などです。正確に伝えようとすると、もっと言葉がたくさん出てきますので、ここではこのようなイメージでよいかと思います。